このように、140系マジェスタをとことんやりつくしてもなお、まだまだやりたいことがある!そういう精神的な二人!クルマにはそれぞれクセというものがあるが、140系マジェスタをドレスアップ及び維持する当たり、どんなところを注意すればいいのか?
大林: まずパワステ。オイル漏れをお金がないからと放置しておくと、そのスグ下のベルトがいかれる。だからパワステがつぶれたらすぐに交換するというのは絶対。
あとはフェンダー加工する時は、うまい板金屋にやってもらわないとトランクが水びたしになる。
金本: といのも、トランクとタイヤハウスを仕切るのは、極端に言うとインナーカバーだけ。ワイドにした分、きちんとカバーしないと泥水巻き上げちゃうから。
大林: だからトランク開けて、水が溜まっている人、昔結構いた(笑)。
金本: それで純正チェンジャーがいかれて、CDが出てこなくなったり・・・。
大林: あと、車高を落とすとクルマにガタが来て、ダッシュとドアがずれて来る。極端な話、ドアが閉まらなくなる。そうなったら即修理。雨漏りまではしないけど、走ると『ヒュ〜〜ッ』という音が出てしまう。
金本: なにげに困るのは、センターにドリンクホルダーが付けられないこと。吹き出し口の上にダッシュボードが屋根のように覆いかぶさっているから。
大林: これはオーナーの頭を悩ましたところ。当時、テーブルもなかったし。
金本: それと、室内においてはデジパネですね。あれは結構へたれます。エンジンが暖まり出してから、パッチとつくのが前兆。それをほっといたらアウト。当時メーターが壊れて、ディーラーで修理したら、21万円。でも今では、ディーラーに修理を持っていっても無理だろうから、別のメーターに変えるしかないかも。
ライト系では、純正ウインカーの電気の容量が意外に大きい。だから社外のエアロを付けてウィンカーをはずした場合、エアロのフォグではその容量のままだと大き過ぎて使えないのがやっかいでしたね。
大林: 今は抵抗とか出ているから大丈夫だけど、昔は見えないところに別の電球をぶら下げて、バンパーの中が光っちゃっている人もいたなあ(笑)。
一般的なところではエアサスも壊れやすいところ。
金本: マフラーの中間パイプも要注意ですね。エアサスで下げて、車高調みたいにベタベタにしないまでも、特にマジェスタは地面に当たるんです。
大林: ベタベタにしようと思ったら、絶対に上げないといけない。
あとは別に故障じゃないけど、ハードトップのマジェスタにはガラスに枠がない。その感覚で常にいるから、マジェスタに乗りなれると、他のセダンに乗る時、ガーンって顔をぶつける(笑)。 |